2010年6月8日火曜日

食中毒に気をつけよう!


気温、湿度が高くなる時期は、食中毒が心配になってきます。
 食中毒というと、レストランや旅館等の飲食店での食事が原因と思われがちですが、毎日食べている家庭の食事でも発生しています。症状が軽い嘔吐や下痢等で、風邪や寝冷えと思い、食中毒とは気づかず重症になることもあります。そこであなたの食事作りをチェックしてみましょう。

ポイント1「食品の購入」
 生鮮食品は新鮮なものを選び、(消費期限を確認!)生鮮食品・冷凍食品は最後に購入し、肉・魚等は汁が漏れて生で食べる野菜に付かないようビニール袋に入れ、寄り道せず、まっすぐ帰るようにしていますか。

ポイント2「家庭での保存」
 持ち帰った食品のうち肉・魚はビニール袋や容器に入れすぐに冷蔵庫・冷凍庫に入れていますか。冷蔵庫・冷凍庫は細菌が死ぬわけではありません。早めに使い切るようにしましょう。

ポイント3「下処理」
 準備に取りかかる前と肉・魚・卵を取り扱った後は必ず手を洗い、使用したまな板・包丁は食品を切るごとに洗剤で洗い、流水で洗い流していますか。
 また、冷凍食品は使う分だけ解凍し、解凍し終わったらすぐ調理していますか。解凍した食品を使わないからといって、冷凍や解凍を繰り返していませんか。菌を増殖させるので危険です。
 包丁・まな板・食器・ふきん・スポンジ・たわしは使った後、すぐに洗剤と流水でよく洗いましょう。漂白剤につけると消毒効果があります。

ポイント4「調理」
 加熱して調理する食品は十分に加熱していますか。
 調理を途中でやめ、そのまま常温に放置すると細菌が食品についたり、増えたりします。放置せず、必ず冷蔵庫に入れましょう。

ポイント5「食事」
 食べる前は手を洗い、調理後の食品を常温に長く放置せず、温かい(冷たい)うちに食べましょう。

ポイント6「残った食品」
 残った食品は清潔な容器に移し、冷蔵庫に保存し、時間が経っている食品は捨てていますか。
 残った食品を温め直す時も十分加熱し、味噌汁やスープは沸騰するまで加熱しましょう。
 ちょっとでも怪しいと思ったら、食べずに捨てましょう。

 食中毒予防の三原則は、食中毒菌を『つけない、増やさない、やっつける』です。
これらのポイントを注意し、目には見えない食中毒菌を増やさずやっつけて、健康な毎日を過ごしましょう!!(^^)
                                外来看護師一同                                  

2010年6月1日火曜日

防災訓練を実施しました

よしの病院では年に2回、防災訓練を実施しています。
「関東直下型地震が起きた後、栄養科で出火し、
全館一斉に中庭に避難する」という設定で実施。
無事に全員が避難できました。

訓練終了後は、消防署のご協力により
「煙体験ハウス」
「消化器発射訓練」を体験しました。

煙体験は想像異常に息がしづらく、視界も悪くて
煙に巻かれると、とても困難な状態になるのだということが
実感できました。

万が一に備えての訓練こそが大切です。
一人一人が日頃から、防災について考えていく必要がありますね。