2014年5月24日土曜日

精神保健福祉法の改正

あっという間に桜の季節は過ぎ、新緑の季節になってしまいました。
季節の変わり目、皆さん体調など崩されていないでしょうか。 
ソーシャルワーカー室は、4月の精神保健福祉法の改正に伴い、
あわただしい日々をすごしていました。
せっかくなので、4月に改正された精神保健福祉法について簡単にご案内させていただきます。

今回の改正の大きな変更点は、
①医療保護入院の「保護者」制度の廃止 
②医療保護入院の際の同意できる方の変更 
③医療保護入院の方へ退院支援の制度化 です。

入院については、保護者制度の廃止に伴い、ご家族のうちいずれかが同意すれば医療保護入院が可能になりました。
また、退院に向けては、医療保護入院の方には関係者も含め相談の機会を設けることが法律で決まった形になります。
今回の法改正は、数十年に一度の大きな改正です。
「どのように変わったのだろう」と不安に感じられている方も多いと思います。

そのような不安にもしっかりサポートできるように取り組んでいきたいと思いますので、何かご質問があればお気軽にソーシャルワーカー室へお問い合わせください。