2017年7月17日月曜日

ふるさとの味紹介




いや~あついですねー。おじさんは、中で仕事しているので

外の温度は感じませんが、先ほど外にでたら、もぁ~とした熱気。

こりゃたまらんわ!!

秋田では、今日みたいな暑い日の会話は

「いや、きょうだば、うだるじゃ~。」

「はやぐ、ゆっさいって、あせながさねばだんめだなぁ~」

「んだ、んだ、はやぐ、けーるべし・・・・」

という会話が聞こえてきそうです。

そろそろ、お盆も近くなってきて、みなさんも

ふるさとに帰る話もでてるんじゃないでしょうか?

ここよしの病院の従業員は、5日間の夏休みがとれます。(4月以降入社社員は減ります)

あちこちと帰省の話も出てきています。

おじさんの故郷は、秋田県大館市というところですが、夏でも

こちらのように、むし暑くはなく、カラッとした暑さなんですよ。

名物といえば、世界的に有名な「秋田犬」・「きりたんぽ」



これは、大館駅前にある「秋田犬」の銅像です。冬に撮影しました。(涼を感じてください)

ロシアのプーチン大統領に贈られましたよね。


帰省の際は、夏でも、冬でも食べる「きりたんぽ」


冬になると、この辺のスーパーでも売っていますよね。


でも本場の「きりたんぽ」の作り方があるんですよ


きりたんぽの作り方

用意する物

炊きたてのごはん きりたんぽ用の串(秋田杉の串) まな板 すり鉢 すりこぎ 塩水
炭火 きりたんぽの串を立てるための台(ご家庭では工夫して代用してください。

1.ご飯をすり鉢でつぶす

01_ご飯をすり鉢で潰す
炊きたてのあきたこまちをすり鉢に入れて、すりこぎで潰します。7割がつぶれ、3割がご飯粒の状態になるまで、潰しましょう。だんだんすりこぎがご飯から、抜きずらくなってきます。
※腕だけでなく体全体で潰しましょう。
※扱いにくくなったら、すりこぎに塩水を付けると良いです。

2.きりたんぽ1本分のおにぎりを作る

02_きりたんぽ1本分のおにぎりを作る
ご飯を100g程度取り、おにぎりを作る。きれいにしっかりと握ると、形を整える時に上手くできます。

3.おにぎりを串にさし、きりたんぽの形にする

03_おにぎりを串にさし、きりたんぽの形にする
おにぎりを杉の串にさし、串をまわしながら、きりたんぽの形を作っていきます。ある程度形が出来たら、まな板の上で転がして形を整えます。仕上げに表面に塩水を付けます。

4.きりたんぽを焼く

04_きりたんぽを焼く
ご飯の表面がこんがりときつね色になるまで、炭火で焼きます。ご家庭では、炭火以外でも代用可能です。

5.串からきりたんぽを抜く

05_串からきりたんぽを抜く
熱いうちに、串を回しながらきりたんぽを抜きます。※やけどに注意しましょう。
 

きりたんぽ鍋の作り方

材料

だし(比内地鶏のがら、塩、しょうゆ) 比内地鶏 ごぼう まいたけ きりたんぽ 長ねぎ セリ

比内地鶏でだしを取る



06_比内地鶏でだしをとる
比内地鶏のがらを1時間程度煮込み、だしをとります。塩を6割?、しょうゆを色づけ程度に入れます。少し塩味が濃いめの状態にしておきます。※具材を入れると薄くなります。

材料の下ごしらえ



07_材料の下ごしらえ
それぞれの材料は、一口大に切っておきます。ごぼうはささがきにしておきます。市販のきりたんぽを使用する場合は、レンジでふんわりと温めておきます。

1.比内地鶏の肉を入れる



08_比内地鶏の肉を入れる
だしを一煮立ちさせてから、比内地鶏の肉を入れ、蓋をして一煮立ちさせます。

2.ごぼう、まいたけを入れる



09_ごぼう、まいたけを入れる
ささがきにしたごぼう、一口大にしたまいたけを入れ、蓋をしてもう一煮立ちさせます。

3.きりたんぽ、長ねぎを入れる

10_きりたんぽ、長ねぎを入れる
焼いたたんぽを手でちぎって入れます。長ねぎを入れて、蓋をして一煮立ちさせます。※ねぎはシャキシャキと歯ごたえが残るくらいが美味しいです。

4.セリを入れる

11_セリを入れる
最後にセリを入れ、香りをだします。※セリは煮込まないで下さい。
 
以上です。

(大館市きりたんぽ協会のHPより参照)



*比内鶏は、国の天然記念物に指定されたので食べれませんが


 きりたんぽなどに入れる鶏は、「比内地鶏」なんです。

 比内鶏の雄とロードアイランドレッドの雌とを交配した一代雑種が「比内地鶏」としてブランド化さ

 れ、市場に流通しているものなんですよ。


 皆様も、ご自分のふるさとに帰った際は、ふるさとの味を是非

 堪能してくださいね。